橋本 昌司(はしもと しょうじ)

研究のキーワード: 土壌温室効果ガス、土壌炭素、放射性セシウム、森林、広域評価、モデル、シミュレーション、将来予測、CO2、CH4、N2O
農学博士.

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
森林研究部門 立地環境研究領域 土壌資源研究室
戦略研究部門 国際連携・気候変動研究拠点 気候変動研究室(併任)
主任研究員

東京大学大学院農学生命科学研究科
准教授

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国際林業研究機関連合 ワーキングパーティーウェビナー
「Forests in Fukushima and Chernobyl -people, wildlife, and landscape-(福島とチェルノブイリの森:人々、野生生物、ランドスケープ)」開催(2021年4月14日、オンライン)
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スライド、当日のYouTube動画も公開中

公開シンポジウム「森林で放射性セシウムはどう動いているのか?ー研究者がわかりやすく解説します」開催(2021年3月6日、オンライン)
https://shinrin-ritchi.jp/symposium/
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書籍出版

森林の放射線生態学ー福島の森を考える、橋本昌司・小松雅史著、三浦覚執筆協力、丸善出版、税込2200円
丸善出版 Amazon 楽天

経歴

東京大学農学部生物環境科学課程卒業 (森林理水及び砂防工学研究室)
東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了 (森林理水及び砂防工学研究室)
東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了 (森林理水及び砂防工学研究室)
学術振興事業団特別研究員DC1 (H13.4–H16.3)

東京大学農学特定研究員 (H16.4–H17.3)
研究拠点形成特任研究員 (H16.5–9)
学術研究支援員 (H16.10–H17.3)
森林総合研究所研究員 (H17.4–H23.3)
森林総合研究所主任研究員 (H23.4–)
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 (H29.10–)

国立環境研究所共同研究員 (H25.9–10)
英国アバディーン大学Honorary研究員 (OECD短期在外研究員) (H20.4–9) (19 weeks)

卒業論文: 大型土壌サンプルを用いる土壌水分制御下での土壌ガス拡散係数測定法の開発
修士論文: 森林土壌の土壌ガス拡散係数・二酸化炭素湧き出し量の鉛直分布-新しい測定法の開発とその適用 (Vertical distribution of the gas diffusion coefficient and CO2 production in undisturbed soil sample)
博士論文: Studies on carbon dioxide production and its transport in forest soil. 東京大学リポジトリからアクセス

受賞

  • Top cited article 2020-2021 Plant trait database for Cryptomeria japonica and Chamaecyparis obtusa (SugiHinoki DB): Their physiology, morphology, anatomy and biochemistry Ecological Research
    Yoko Osone, Shoji Hashimoto, Tanaka Kenzo, Masatake G. Araki, Yuta Inoue, Koji Shichi, Jumpei Toriyama, Naoyuki Yamashita, Kenji Tsuruta, Shigehiro Ishizuka, Junko Nagakura, Kyotaro Noguchi, Kenji Ono, Hisao Sakai, Yoshimi Sakai, Tetsuya Sano, Hidetoshi Shigenaga, Yoshinori Shinohara, Kenichi Yazaki

  • 第23回論文賞 スギ人工林皆伐跡地の微生物呼吸速度の6年間の変化 森林立地学会
    阿部 有希子, 橋本 昌司, 黒河内 寛之, 寺本 宗正, 菅原 泉, 梁 乃申, 丹下 健

  • 令和3年度 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 理事長賞
    森林における放射性物質の動態解明とそのアウトリーチに関する貢献

  • XXV IUFRO World Congress Best Poster Award (2019年10月4日)
    今村 直広、小松 雅史、橋本 昌司、加藤 弘亮、仁科 一哉、藤井 一至
    Vertical distributions of 137Cs in Japanese forest soils post Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant accident: A meta-analysis

  • 平成29年度 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 理事長賞
    気候変動下における土壌炭素動態の広域評価

  • 日本土壌肥料学会2017年度仙台大会ポスター賞
    山下尚之・橋本昌司・南光一樹・大曽根陽子・鵜川信・石塚成宏・田中永晴・今矢明宏・金子真司・三浦覚
    森林土壌インベントリを活用した森林土壌炭素の全国マッピング–回帰クリギングによる空間推定-

  • 平成27年(2015)日本森林学会奨励賞
    Predicted spatio-temporal dynamics of radiocesium deposited onto forests following the Fukushima nuclear accident

  • 農林水産省 平成27年度(第11回)「若手農林水産研究者表彰」農林水産技術会議会長賞
    森林内放射性セシウムの時空間変動モデリングに関する研究

  • その他

  • TOEIC 965点 (2009年), 国連英検A級 (2004年), 早稲田大学ーミシガン大学テクニカルライティング検定試験2級 (2004年), 小型船舶操縦免許証 (2級), 労働安全衛生規則第36条第8号の2チェンソー取り扱いの業務に係る特別教育修了
  • 育児休業2回取得. 平成26年度第1号 つくば市男女共同参画室便り
  • 研究解説

    福島関連

  • (Hashimoto et al. 2013, Scientific Reorts)
  • (Hashimoto et al. 2012, Scientific Reports)
  • 気候変動と森林土壌関係

  • (Hashimoto 2012, PLoS ONE)
  • (Hashimoto et al. 2011, Scientific Reports)
  • (Hashimoto et al. 2012, Soil Use and Management), [Self-Archive (Open access)]
  • 成果の広報

  • Eurekalertから海外向けにプレス 2021年2月3日:Dynamics of radiocesium in forests after the Fukushima disaster: Concerns and some hope
  • 国立環境研究所共同 プレスリリース2020年12月18日: 森林内の放射性セシウム動態の全容解明にむけて~森林に関するデータを整備し、その全体像を国際原子力機関から公表~
  • 森林総合研究所 令和2年度版研究成果選集:森林内での放射性セシウムの動きを予測する
  • 森林総合研究所 プレスリリース2020年2月6日: 最新のデータとモデルから森林内の放射性セシウムの動きを将来予測 ―森林の中での動きが平衡状態に近づいている―
  • 森林総合研究所 プレスリリース2020年1月16日: 野生きのこの放射性セシウム濃度は種によって異なる ―大規模公開データを活用した野生きのこの放射性セシウム汚染特性の解析―
  • 上記プレスリリースについて読売新聞 2020年1月28日: キノコセシウム吸収に差 種類で最大200倍 一律出荷制限「解除の参考に」
  • 上記プレスリリースについて農業協同組合新聞 2020年1月21日: 野生キノコの種類で放射性セシウム濃度に違いが 森林総研などの研究グループ
  • FAO主導で作成された新しい土壌炭素マップThe Global Soil Organic carbon Mapに、山下主任研究員を中心に当研究領域も貢献しました。
    森林総合研究所 プレスリリース2017年12月26日
  • 森林総合研究所 プレスリリース2017年9月20日: 福島第一原発事故後の森林内の放射性セシウムの動態を解明 ―5年間で樹木の葉や幹から土壌表層へ移動―
  • 上記プレスリリースについて読売新聞茨城 2017年9月27日: セシウム 木から地面へ
  • 上記プレスリリースについて朝日新聞 2017年9月26日: 森林のセシウム、地面表層にとどまる 福島での追跡調査
  • 上記プレスリリースについて農業協同組合新聞 2017年9月21日: 放射性セシウム 葉・幹から土壌表層へ移動 森林総研
  • 森林総合研究所 研究最前線:日本の森林の土壌炭素蓄積量分布を決める環境要因を解明
  • 森林総合研究所 研究最前線:地球上の土壌炭素分布の予測精度を向上させるデータマイニング技法
  • 読売新聞2016年11月21日夕刊記事(「温暖化 微生物で加速」の中でのコメント)
  • 森林総合研究所 第3期中期計画成果集2016年10月16日:日本の森林土壌と世界の陸域土壌からの二酸化炭素放出量を独自モデルで推定
  • 森林総合研究所 第3期中期計画成果集2016年10月16日:福島原発事故後の森林内での放射性セシウムの土壌への移行と将来予測
  • 森林総合研究所 ニュース9月28日:土壌炭素モデリングは気候変動を緩和させる森林管理に役立つ(フィンランド・スウェーデンとの共同発表)
  • 農林水産技術会議「食と農の研究メールマガジン」2016年8月1日:森林内放射性セシウムの時空間変動モデリングに関する研究
  • 日刊工業新聞2016年4月6日:拓く研究人(115)
  • 森林総合研究所 プレスリリース2016年3月16日: 地球上の土壌から放出される二酸化炭素のマップを作成 ―世界各地の最新の観測データセットに基づく推定―
  • 上記プレスリリースについて農業協同組合新聞 2016年3月23日: 全球の土壌放出CO2マップ作成 森林総研
  • 上記プレスリリースについて日刊工業新聞 2016年3月21日: 森林総研など、土壌からのCO2放出量を地図化−世界1600地点の情報活用
  • 上記プレスリリースについて国立環境研究所の環境展望台、ニュースのページ: 森林総研など、地球上の土壌から放出されるCO2のマップを作成
  • 上記プレスリリースについてつくばサイエンスニュース:土壌から放出の二酸化炭素の全球マップ作成:森林総合研究所/独・マックスプランク研究所
  • 森林総合研究所広報誌・季刊森林総研 Vol. 31, 国際土壌年「健康な暮らしは健康な土から」,ページ16: 気候変動予測の鍵を握る土壌
  • 日本農業新聞 2013年8月25日:20年後の森林内セシウム予測 樹木への移行小さい
  • 森林総合研究所 研究最前線:森林内の放射性セシウムの広域予測
  • 森林総合研究所 研究最前線:地球温暖化に関わる土壌炭素量の推定が簡便に
  • 森林総合研究所 研究最前線:地球全体での土壌からの温室効果ガス吸収・放出量の推定 —モデルを用いた解析から明らかに—
  • 森林総合研究所 研究最前線:福島第一原子力発電所周辺の空間線量率の高い地域における森林の物質量の推定
  • 森林総合研究所 研究最前線:温暖化が進行すると森林土壌の炭素ストックが将来減少する?
  • 森林総合研究所 研究最前線:温暖化で日本の森林における土壌由来の温室効果ガスが増加している
  • 森林総合研究所 ニュース研究解説: 地球全体からの土壌温室効果ガスの吸収量と放出量を推定
  • 森林総合研究所広報誌・季刊森林総研 Vol. 18, 研究の森から,ページ16: 温暖化が進行すると森林土壌の炭素蓄積量が減少する?
  • 森林総合研究所 平成24年度版研究成果選集:森林土壌の温室効果ガスの吸収・放出は、温暖化の影響で増大している
  • 森林総合研究所 平成23年度版研究成果選集:森林土壌にたまる炭素量を全国で予測する
  • つくばサイエンスニュース:1年間で土壌が放出するCO2量は大気中の10%以上―地球全体対象に世界で初めて独自の計算法で推定:森林総合研究所
  • Nature Japan, Scientific Reports, 注目の論文:福島県の森林における放射能汚染された物質の総量
  • Nature Japan, Scientific Reports, 注目の論文:1980年から2009年までの日本の森林における土壌由来の温室効果ガスフラックスの増加傾向
  • Publications

    1. Naoyuki Yamashita, Shigehiro Ishizuka, Shoji Hashimoto, Shin Ugawa, Kazuki Nanko, Yoko Osone, Junko Iwahashi, Yoshimi Sakai, Motoko Inatomi, Ayumi Kawanishi, Kazuhito Morisada, Nagaharu Tanaka, Shuhei Aizawa, Akihiro Imaya, Masamichi Takahashi, Shinji Kaneko, Satoru Miura, Keizo Hirai (2022) National-scale 3D mapping of soil organic carbon in a Japanese forest considering microtopography and tephra deposition. Geoderma 406:115534 doi:10.1016/j.geoderma.2021.115534
    2. 三浦覚, 橋本昌司 (2022) 福島の調査研究と国際連携 山林 1653 20-28
    3. 橋本昌司 (2022) 今後の放射能と森林 山林 1652 41-47
    4. Shin Ugawa, Shoji Hashimoto, Koh Hashida, Hiroyuki Tobita, Mitsutoshi Kitao (2021) Composition of Organic Carbon-Based Compounds in the Stem Wood of Quercus mongolica Seedlings Grown Under Elevated CO2$ and/or O3 Concentrations Frontiers in Forests and Global Change 4 doi:10.3389/ffgc.2021.768953
    5. Masabumi Komatsu, Shoji Hashimoto, Toshiya Matsuura (2021) Effects of species and geo-information on the 137Cs concentrations in edible wild mushrooms and plants collected by residents after the Fukushima nuclear accident. Scientific Reports 11(1) doi:10.1038/s41598-021-01816-z
    6. Yoko Osone, Shoji Hashimoto, Tanaka Kenzo (2021) Verification of our empirical understanding of the physiology and ecology of two contrasting plantation species using a trait database. PLOS ONE 16(11) e0254599-e0254599 doi:10.1371/journal.pone.0254599
    7. Shoji Hashimoto, Taku Tanaka, Masabumi Komatsu, Marc-André Gonze, Wataru Sakashita, Hiroshi Kurikami, Kazuya Nishina, Masakazu Ota, Shinta Ohashi, Philippe Calmon, Frederic Coppin, Naohiro Imamura, Seiji Hayashi, Keizo Hirai, Pierre Hurtevent, Jun Koarashi, Takuya Manaka, Satoru Miura, Yoshiki Shinomiya, George Shaw, Yves Thiry (2021) Dynamics of radiocaesium within forests in Fukushima—results and analysis of a model inter-comparison. Journal of Environmental Radioactivity. 238-239:106721-106721 doi:10.1016/j.jenvrad.2021.106721
    8. Kazuya Nishina, Chisato Takenaka, Shigehiro Ishizuka, Shoji Hashimoto (2021) Tree manipulation experiment for the short-term effect of tree cutting on N2O emission: A evaluation using Bayesian hierarchical modeling. Environmental Pollution. 288:117725 doi:10.1016/j.envpol.2021.117725
    9. Yuichi Yamaura, Yusuke Yamada, Toshiya Matsuura, Koji Tamai, Hisatomo Taki, Tamotsu Sato, Shoji Hashimoto, Wataru Murakami, Kenichiro Toda, Hitoshi Saito, Kazuki Nanko, Eriko Ito, Norimasa Takayama, Nobuyuki Tsuzuki, Masayoshi Takahashi, Kazushige Yamaki, Makoto Sano (2021) Modeling impacts of broad-scale plantation forestry on ecosystem services in the past 60 years and for the future. Ecosystem Services. 49 101271-101271 doi:10.1016/j.ecoser.2021.101271
    10. 橋本昌司 (2021) 森林吸収源の現状と見通しー森林は高まる期待に応えられるのか?ー グリーン・エージ (573) 13-16
    11. Shigehiro Ishizuka, Shoji Hashimoto, Shinji Kaneko, Kenji Tsuruta, Kimihiro Kida, Shuhei Aizawa, Toru Hashimoto, Eriko Ito, Mitsutoshi Umemura, Yoshiki Shinomiya, Tomoaki Morishita, Kyotaro Noguchi, Kenji Ono, Toru Okamoto, Takeo Mizoguchi, Atsushi Torii, Hisao Sakai, Yoshiyuki Inagaki, Koji Shichi, Jumpei Toriyama, Yoshimi Sakai, Masahiro Inagaki, Yasuhito Shirato, Hiroshi Obara, Kazunori Kohyama, Yuusuke Takata, Nobuko Katayanagi, Takashi Kanda, Haruna Inoue, Takashi Kusaba (2021) Soil carbon stock changes due to afforestation in Japan by the paired sampling method on an equivalent mass basis. Biogeochemistry doi:10.1007/s10533-021-00786-8
    12. Toriyama Jumpei, Shoji Hashimoto, Yoko Osone, Naoyuki Yamashita, Tatsuya Tsurita, Takanori Shimizu, Taku M Saitoh, Shinji Sawano, Aleksi Lehtonen, Shigehiro Ishizuka (2021) Estimating spatial variation in the effects of climate change on the net primary production of Japanese cedar plantations based on modeled carbon dynamics. PLOS ONE. 16(2):e0247165 doi:10.1371/journal.pone.0247165
    13. 橋本昌司(2021)森林の中での放射性セシウムの動きを予測する。森林科学 91:19-21
    14. Sha, L., M. Teramoto, N. Jin Noh, S. Hashimoto, M Yang, M. Sanwangsri, N Liang (2021) Soil carbon flux research in the Asian region: review and future perspectives. Journal of Agricultural Meteorology, 77(1): 24-51. doi: 10.2480/agrmet.D-20-00013 (Open access)
    15. Hashimoto, S., N. Imamura, A. Kawanishi, M. Komatsu, S. Ohashi, K. Nishina, S. Kaneko, G. Shaw, Y. Thiry (2020) A dataset of 137Cs activity concentration and inventory in forests contaminated by the Fukushima accident. Scientific Data, 7, Article number 431. https://doi.org/10.1038/s41597-020-00770-1 (Open access) --Contained in journal special "Collection: Nuclear disaster impact datasets"
    16. International Atomic Energy Agency (2020) IAEA-TECDOC-1927 “Environmental Transfer of Radionuclides in Japan following the Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power", Vienna. IAEA-TECDOC-1927 (Open access) Chapter 2 (Ecosystems and Processes) and Chapter 5 (Forest Ecosystems)
    17. Imamura, N., M. Komatsu, S. Hashimoto, K. Fujii, H. Kato, Y. Thiry, G. Shaw (2020) Vertical distributions of radiocesium in Japanese forest soils following the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident: a meta-analysis. Journal of Environmental Radioactivity, 225:106422 doi:10.1016/j.jenvrad.2020.106422 (Open access)
    18. Koga, N., S. Shimoda, Yasuhito Shirato, Takashi Kusaba, Takeo Shima, Hiroshi Niimia, Tsuyoshi Yamane, Katsufumi Wakabayashi, Katsuhisa Niwa, Kazunori Kohyama, Hiroshi Obara, Yusuke Takata, Takashi Kanda, Haruna Inoue, Shigehiro Ishizuka, Shinji Kaneko, Kenji Tsuruta, Shoji Hashimoto, Yoshiki Shinomiya, Shuhei Aizawai, Eriko Ito, Toru Hashimoto, Tomoaki Morishita, KyotaroNoguchi, Kenji Ono, Nobuko Katayanagi, KazuyukiAtsumi (2020) Assessing changes in soil carbon stocks after land use conversion from forest land to agricultural land in Japan. Geoderma, 377(1): 114487. doi:10.1016/j.geoderma.2020.114487
    19. 阿部 有希子, 橋本 昌司, 黒河内 寛之, 寺本 宗正, 菅原 泉, 梁 乃申, 丹下 健 (2020) スギ人工林皆伐跡地の微生物呼吸速度の6年間の変化. 森林立地, 62(1): 29-37 doi:10.18922/jjfe.62.1_29
    20. Hashimoto, S.,Naohiro Imamura, Shinji Kaneko, Masabumi Komatsu, Toshiya Matsuura, Kazuya Nishina, Shinta Ohashi (2020) New predictions of 137Cs dynamics in forests after the Fukushima nuclear accident. Scientific Reports, 2020:10:29. doi:10.1038/s41598-019-56800-5 (Open access)
    21. Osone, Y., Shoji Hashimoto, Tanaka Kenzo, Masatake, G. Araki, Yuta Inoue, Jumpei Toriyama, Naoyuki Yamashita, Kenji Tsuruta, Shigeru Ishizuka, Junko Nagakura, Kenji Ono, Hisao Sakai, Yoshimi Sakai, Tetsuya Sano, Hidetoshi Shigenaga, Yoshinori Shinohara (2020) Plant trait database for Cryptomeria japonica and Chamaecyparis obtusa (SugiHinoki DB)—their physiology, morphology, anatomy and biochemistry. Ecological Research,35: 274-275 https://doi.org/10.1111/1440-1703.12062 , Open access database in JaLTER
    22. Komatsu, M., K. Nishina, S. Hashimoto (2019) Extensive analysis of radiocesium concentrations in wild mushrooms in eastern Japan affected by the Fukushima nuclear accident: Use of open accessible monitoring data. Environmental Pollution, 255(2): 113236 doi: 10.1016/j.envpol.2019.113236 (Open access)
    23. Boris Ťupek, Samuli Launiainen, Mikko Peltoniemi, Risto Sievänen, Jari Perttunen, Liisa Kulmala Timo Penttilä, Antti‐Jussi Lindroos, Shoji Hashimoto, Aleksi Lehtonen (2019) Evaluating CENTURY and Yasso soil carbon models for CO2 emissions and organic carbon stocks of boreal forest soil with Bayesian multi‐model inference. European Journal of Soil Science, 2019:1-12 doi:10.1111/ejss.12805
    24. 鳥山淳平、酒井佳美、稲垣昌宏、石塚成宏、橋本昌司、鶴田健二、片柳薫子、草場 敬 (2019) 農耕地への植林に伴う土壌炭素蓄積量の変化― 八女,竹田,都城の事例― 九州森林研究 72:91 - 93
    25. Ito, A., Kazuya Nishina, Kentaro Ishijima, Shoji Hashimoto, Motoko Inatomi (2018) Emission of nitrous oxide (N2O) from soil furfaces and their historical changes in East Asia: a model-based assessment. Progress in Earth and Planetary Science, 5:55 https://doi.org/10.1186/s40645-018-0215-4 (Open access)
    26. Ugawa, S., S. Miura, S. Hashimoto, K. Iwamoto, K. Fukuda (2018) Changes in quantity, morphology, and nitrogen content of fine roots with stand development in a subalpine fir-wave forest. Journal of Forest Research doi:10.1080/13416979.2018.1516919
    27. Nishina, Kauya, Shoji Hashimoto, Naohiro Imamura, Shinta Ohashi, Masabumi Komatsu, Shinji Kaneko, Seiji Hayashi (2018) Calibration of forest 137Cs cycling model "FoRothCs" via approximate Bayesian computation based on 6-year observations from plantation forests in Fukushima. Journal of Environmental Radioactivity doi:10.1016/j.jenvrad.2018.09.002 (Open access)
    28. 鳥山淳平、橋本昌司、清水貴範、澤野真治、大曽根陽子、Lehtonen Aleksi(2018)プロセスモデルを利用した九州のスギ林生産力のマップ化. 九州森林研究 71: 33-37 PDF (open access)
    29. 佐藤 永、伊藤昭彦、橋本昌司 (2018) モニタリングに基づく物質動態広域評価の最前線—広域における炭素・窒素・水の動態を探る—8. 全球スケールの陸域物質動態シミュレーション. 日本土壌肥料学雑誌 第89 巻 第2 号 p. 152-160 PDF (Open access)
    30. Imamura, N., M. Komatsu, S. Ohashi, S. Hashimoto, T. Kajimoto, S. Kaneko, T. Takano (2017) Temporal changes in the radiocesium distribution in forests over the five years after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident. Scientific Reports, 7,8179. doi:10.1038/s41598-017-08261-x (Open access)
    31. Nanko, K., S. Hashimoto, S. Miura, S. Ishizuka, Y. Sakai, D.F. Levia, S. Ugawa, T. Nishizono, F. Kitahara, Y. Osone S. Kaneko (2017) Assessment of soil group, site and climatic effects on soil organic carbon stocks of topsoil in Japanese forests. European Journal of Soil Science, 68, 547-558. doi:10.1111/ejss.12444
    32. Hashimoto, S., K. Nanko, B. Ťupek, A. Lehtonen (2017) Data-mining analysis of the global distribution of soil carbon in observational databases and Earth system models. Geoscientific Model Development, 10, 1321-1337. doi:10.5194/gmd-10-1321-2017 (Open access)
    33. Ťupek, B., C. A. Ortiz, S. Hashimoto, J. Stendahl, J. Dahlgren, E. Karltun, A. Lehtonen (2016) Underestimation of boreal soil carbon stocks by mathematical soil carbon models linked to soil nutrient status. Biogeosciences, 13, 4439-4459. doi:10.5194/bg-13-4439-2016 (Open access)
    34. 橋本昌司 (2016) 土壌特集に向けて(特集 森林土壌ー国際土壌年2015を記念して). 森林科学, 77, 2. 森林科学のページ
    35. 橋本昌司 (2016) 森林内放射性セシウムの時空間変動モデリング. JATAFFジャーナル, 4, 18-23 Web page
    36. Matsumoto, M., H. Oka, Y. Mitsuda, S. Hashimoto, C. Kayo, Y. Tsunetsugu, M. Tonosaki (2016) Potential contributions of forestry and wood use to climate change mitigation in Japan. Journal of Forest Research, 21, 211-222. doi: 10.1007/s10310-016-0527-4 (Open access)
    37. Hashimoto, S., N. Carvalhais, A. Ito, M. Migliavacca, K. Nishina, and M. Reichstein (2015) Global spatiotemporal distribution of soil respiration modeled using a global database. Biogeosciences, 12, 4121-4132.doi: 10.5194/bg-12-4121-2015 (Open access) Discussion page is here. (Open access)
    38. Nanko, K., S. Ugawa, S. Hashimoto, A. Imaya, M. Kobayashi et al. (2014) A pedotransfer function for estimating bulk density of forest soil in Japan affected by volcanic ash. Geoderma, 213, 36-45. doi: 10.1016/j.geoderma.2013.07.025
    39. Hashimoto, S., T. Matsuura, K. Nanko, I. Linkov, G. Shaw and S. Kaneko (2013) Predicted spatio-temporal dynamics of radiocesium deposited onto forests following the Fukushima nuclear accident. Scientific Reports, 3, 2564. doi: 10.1038/srep02564 (オープンアクセス)
    40. 橋本昌司(2013) 森林における土壌炭素動態のモデルを用いた全国評価. 土壌の物理性, 123: 93-99. (オープンアクセス)
    41. Kume T., N. Tanaka, N. Yoshifuji, T. Chatchai, Y. Igarashi, M. Suzuki and S. Hashimoto (2013) Soil respiration in response to year-to-year variations in rainfall in a tropical seasonal forest in northern Thailand. Ecohydrology, 6: 134-141. doi: 10.1002/eco.1253
    42. 橋本昌司、金子真司 (2012) 福島第一原子力発電所の事故により放射能に汚染された森林の修復に向けて. 水利科学, 第56巻第5号: 1-10. PDF (オープンアクセス)
    43. Ugawa, S., M. Takahashi, K. Morisada, M. Takeuchi, Y. Matsuura, S. Yoshinaga, M. Araki, N. Tanaka, S. Ikeda, S. Miura, S. Ishizuka, M. Kobayashi, M. Inagaki, A. Imaya, K. Nanko, S. Hashimoto, S. Aizawa, K. Hirai, T. Okamoto, T. Mizoguchi, A. Torii, H. Sakai, Y. Ohnuki and S. Kaneko (2012): Carbon stocks of dead wood, litter, and soil in the forest sector of Japan: general description of the National Forest Soil Carbon Inventory. Bulletin of FFPRI, 11: 207-221. PDF (オープンアクセス)
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    福島の森林の放射能汚染に関する公開シンポジウム開催(2018年6月5日、東京大学にて)
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    福島の森林の放射能汚染に関する公開シンポジウム開催(2017年7月12日、森林総合研究所にて)
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